§.生成方式による分類
水素水サーバーには水素水生成方式により水素ガス注入式と電極式があります。
(水素ガス注入式)
水素ガス(水素の気泡)を直接水の中に入れる(混ぜる)ことにより水素水を生成します。ですから、さまざまな原水に水素を充填することができますし、比較的高濃度のものを作ることができます。しかし、物理的に水素を水に混ぜているだけなので水素が抜けやすく、生成後早く飲まなければ気が抜けてしまいます。
(電極式)
水を電気分解すると酸素と水素が発生するという性質を利用するやり方です。水に電極を挿して電気分解するとマイナス極に水素がプラス極に酸素が発生し結果として水に水素が溶けた水素水が生成します。このことを利用して水素水を生成する方法です。電極式は水素ガス注入式に比べて置き型から持ち運び型まで多様な種類があります。
§.形状による分類
水素水サーバーを形状により分類すると、主にウォーターサーバー型、卓上型、携帯型があります。
(ウォーターサーバー型)
オフィスや家庭などで多人数が利用することを想定した大型のものです。高額ですので多くはレンタルによります。
(卓上型)
家庭などで数人程度が利用することを想定したもので台所に設置したりするものです。こちらはレンタルまたは買取りによります。
(携帯型)
持ち運びができるもので動力はバッテリーとなっています。少人数での利用が想定されています。
§.給水方式による分類
水素水サーバーを給水方式により分類すると、主に水道直結式、ピッチャー式、ボトル式があります。
(水道直結式)
サーバーと水道の蛇口を直結させるものです。サーバーを使う都度に水を補給する必要がないので手間が省けますが、サーバー設置時に場合によっては工事が必要で業者に依頼する必要があります。
(ピッチャー式)
水が足りなくなればサーバーの容器に水を補給する方式です。必要であればその都度補給する必要があるので若干手間と感じるかもしれません。
(ボトル交換式)
サーバーの水が無くなれば水が入っていた容器まるごと交換する方式です。交換ボトルを配達してもらうことになります。
§.まとめ
水素水サーバーにはさまざまな形式のものがあり、上で述べてきた形式の組み合わせとなっております。利用する場面(場所、人数)や求める水素水(高濃度、原水)などに応じてサーバーを選んではいかがでしょうか。